ALCOグルメは記者が行った飲食店を紹介するコーナーです。
今回は城陽市役所の近くにある「旅籠屋 ’利兵衛’ by MATSUYA」さんに行ってきました。
(価格、メニューの内容等については平成30年4月23日時点のものです。)
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住宅街にあります。
こちらのお店は城陽の老舗和菓子店「御菓子司 松屋」さんが2017年10月11日に新ブランドとしてオープンしたもの。「御菓子司 松屋」さんは江戸時代に旅籠屋 として誕生し、明治時代に和菓子屋を始めた歴史あるお店です。「旅籠屋 ’利兵衛’ by MATSUYA」さんではその伝統と技を活かし、どら焼き、プリン、タルト、焼酎といった様々な商品を展開しています。
オープンキッチンでは職人さんが商品を作っているところを間近に見られるだけでなく、季節のものを使った創作どら焼き、「たわわ極みどら焼き」シリーズの出来立てをいただくこともできます。今回はいちごの季節におうかがいしたので「いちご大福どら焼き」(264円 税別)を食べてみることにしました。注文を受けてから職人さんが手際よく作ってくれます。
どら焼きの生地にたっぷりとつぶ餡をのせ、ふくよかな苺と生クリーム、求肥、と順に重ねていきます。いちご大福を丸ごとサンドしてしまうのではなく、このように1つずつ丁寧に重ねていくことで立体感を演出。ボリューム感もあり、見るからに美味しそう。
手に持つとずっしりとした重量感。老舗和菓子店のつぶ餡、旬のいちご、フレッシュな生クリーム…どれをとっても素晴らしいのに、さらにそれらが合わさると一層華やかな味わいに。もっちりとやわらかい求肥も美味しく、主役のいちごと同様、後々まで印象に残りました。やはり出来立てのどら焼きは格別!ごちそうさまでした。
4月19日で「いちご大福どら焼き」は終了となりましたが、4月20日からは新商品「チョコバナナクリームあん」(264円 税別)がスタート。チョコバナナパフェを思わせるリッチなどら焼き、こちらも美味しいです!
注文してから作ってもらえる特別感もあり、和洋折衷を楽しめる「たわわ極みどら焼き」シリーズは記者の一押し商品です。
その他にもおすすめ商品がもり沢山。「旅籠屋 ’利兵衛’ by MATSUYA」の名物、どら焼き。中でも伝統「生どら焼き」は一番の人気商品です。抹茶やほうじ茶の生どら焼きもあり、食べ比べてみるのも楽しそう。
平成30年6月に新発売されたブリスサンド。発売開始から売切れ続出の人気商品です。凍らせて食べることもできます。(7月6日追記)
チーズ好きにはたまらない「ハイチーズ」、とろっとなめらかな「利兵衛のまろやかプリン」、サクサク生地にクリームチーズをのせた「チーズタルト」などの定番商品もおすすめです。
城陽といえば寺田芋。この寺田芋を城陽に持ち込んだのが島利兵衛です。島利兵衛は試行錯誤の末この地での栽培に成功し、城陽をおそった飢饉では多くの人々を救いました。先祖の松屋治郎兵衛と島利兵衛には縁があり、「御菓子司 松屋」と「旅籠屋 ’利兵衛’ by MATSUYA」では今でもさつまいもを使ったお菓子を作り続けています。「旅籠屋 ’利兵衛’」の名も島利兵衛にちなんで付けられたものです。(詳細は松屋のHPへ)
さつまいもを使ったお菓子が得意な「旅籠屋 ’利兵衛’ by MATSUYA」が手掛ける「芋プリン 利兵衛」も人気商品の1つ。さつまいもの持ち味を生かしたもっちり、ねっとりとした食感に甘味が程よくきいて、濃厚な和のテイストを楽しめます。
そのほか「本格焼酎 利兵衛」、「芋わらび 治郎兵衛」、「利兵衛の芋ジャム」、宇治田原のお茶、季節の和菓子等も販売されています。「本格焼酎 利兵衛」には4代目が栽培から取り組み、独自の改良によって完成させた利兵衛いもが100%使われています。こちらの商品も注目ですね。
旅籠屋 ’利兵衛’ by MATSUYA 店舗情報
- 住所 京都府城陽市寺田東の口44-54
- 電話 0774-57-5711
- 定休日 火曜・不定休
- 営業時間 10:00~18:00
- 駐車場 有
- HPはこちら
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