2018年10月20日(土)~21日(日)の2日間、宇治炭山で「炭山窯元まつり2018」が開催されています。さっそく初日に行ってきたのでレポートしますね!
炭山は窯元の集まった素敵な山里。炭山陶芸さんのHPによると、イベント期間中は「京阪宇治駅~会場」を臨時シャトルバスが運行しているとのこと。
場所はこちら
お昼前に会場に到着したALCOスタッフ2名。車を降りると空気が良すぎて深呼吸。「っはぁ~。」「空気も綺麗やし、涼しくて気持ちいいなぁ!」
入り口あたりで感じの良いお姉さんがスタンプラリーの紙を渡して下さり、さっそく参加してみることに。6ヶ所のポイントをめぐります。こんな風に!(ワクワク。)
ぶらぶら歩いていると、「暁陶房(あかつきとうぼう)」さんで突然見覚えのある物を発見!この写真の中に、以前ALCOグルメの記事で紹介したアレと同じ物が…。(以前の記事はこちら)
それは城陽の「珈琲処ぼん」さんで使用されているコーヒーの焙煎器!「一緒や~!」と盛り上がっていると、お店の方が出てこられたので楽しくお話させていただきました。以前ご紹介した物と同時に作られた双子の片割れだそうですよ!それにしても陶器の焙煎器という発想がすごいですよね!(発想と言えば、近くのお店に陶器のスピーカーもありましたよ!)
他にも陶器や木工など色んなお店があって、「これ良いなぁ!わ、これも可愛い!」「え~っ、どうしよ~!欲しい物あり過ぎ!」と軽く混乱。テンションが上がりすぎて無意識に大きな声を出してしまってすいません。とにかく色々迷って楽しくお買い物しました!記事の最後に戦利品をご紹介しますね。(え、興味ない?)
会場には食べ物やゲームもありましたよ!ろくろの上でブリュレする光景はなかなか見られません!あと、個人的には「うどん会場」というネーミングも好き。(なんか良くない?)そしてゲームは手作り感が最高。わなげに射的にコインを水中に落とすゲームなど…大人のあなたもぜひ、ここに来たら童心に返って楽しみましょう!
さて、ここ炭山は空気も緑も水も美しく…水が綺麗すぎて側溝にはカニが!そして老いも若きも道端で溝をのぞき込むという現象が起こり、ALCOスタッフも迷わず参加。「カニって背中に口ある様に見えへん?」「背中の模様、何なんやろな。」
そして、こ~んなに広い落書きコーナーも!「みんな楽しんでるな~!」「そう言えばアンパンマンとかドラえもんって、自分らが子供の頃から定番やったよな。そう考えるとすごいわ。」
こんな風に色々見たりウロウロしたりしているうちに…「はっ!」気付けばスタンプラリーのスタンプがたまっていました。「窯元特選やきもの」や「チャチャ王国のおうじちゃまグッズ」などが当たるという事で、ガラガラを回しに行きました。ガラガラって回せるだけで嬉しくないですか?
はい、ゆっくりまわします。ガラガラガラ、コロン…そして、出たのは白い玉。「あー、ハズレかぁ。」「しょうがないなぁ。当たり出すから見ときや!」ガラガラガラ、コロン。…そして、出たのは白い玉。(え、デジャブ?)
ハズレても手作りのお箸置きがいただけるそうなので、箱の中をごそごそ…。「ハズレたのに楽しいで?」「どんなんもらえるんやろ!」と、さっきからワクワクしっぱなし。このお箸置きも最後にご紹介しますね。
ところで、今回感動した事の1つに「住民の方々の素晴らしすぎる協力」がありました。このイベントのために自宅の敷地を駐車場として開放されていたり、民家を「お休み処」として開放されていたり、近所のお子さんが順番交代で案内の看板を持っていたり…もしかすると出店されている方々やそのご家族なのかもしれませんが、それにしてもすごい!しかもたぶんそれが当たり前っぽい雰囲気!人の温かさや寛大さを感じつつ、ALCOスタッフもありがたく「お休み処」で休憩させていただきました。ほっこり。
そしてろくろの無料体験へ!ろくろ体験はほとんど初めてのALCOスタッフ。優しいお兄さんが丁寧に教えて下さいました。まず、親指を真ん中へ。土の感触が気持ちいい!子供の頃にどろだんごを作った時を思い出します。「さらこな」付けてたな~。(そっち!)
そして、広げて伸ばして…と、「あっ!」ぐにゃっ。サッ。お兄さんが素早くサポート!一瞬のうちに軌道修正されました。すごっ。
角を丸める時は鹿の皮を使います。世の中にこんななめらかな物があったなんて!先ほどの「ぐにゃっ」を反省し、今度は慎重に…と、ここは上手い具合にいきました。ふぅ~。(いつでもサポート体制のお兄さんの手が優しい。)
そして最後にひもで底を切ります。お兄さんとの共同作業!…の、足をひっぱるALCOスタッフ。でも何とか切れました。良かった。
はい、こちらが完成品です。はい、傾いてます。
でもいいんです、楽しければ!今回は無料体験だけなのでここで終わりですが、希望される方は有料で焼き上げまでしていただけますよ。体験の感想としては「土の感触って結構いいかも。」「いつか自分の作品を作ってみよっかなぁ。」「でも陶芸やりだしたらハマッてしまいそう。」「…でも楽しそう!」という感じ。感想というか、心の葛藤?になってしまった。
さてさて今回、色んなお店の方とお話させていただいたのですが、どの方も本当に優しくて楽しくて良い方ばかりでした!一瞬でも嫌な思いをしなかったどころか、どなたとお話しても楽しくて温かくて「も~、何なんここ!今日から住みたいわ。」「人が温かいにも程がある。」という感じ。自分達もぜひ見習いたいものです。
ではでは最後に戦利品などを。
まずは「安藤陶房」さんで購入したお湯飲み。藍色っぽい深緑が素敵!
そして、「原清和陶苑(はら せいわとうえん)」さんの作品2つ。カップは「白×ゴールド」という大好きな色の組み合わせにやられました。
こちらも「原清和陶苑」さんのお茶碗。そしてスタンプラリーでもらったお箸置き2つ。もう全部かわいすぎるわ。
全部で2,100円でした。(うそっ?)
人の温かさにもふれ、素敵な作品を購入する事もできた今回のイベント「炭山窯元まつり2018」。本日21日(日)も開催予定なので、気になる方は是非行ってみて下さいね!ぜひぜひ!
詳細は公式HPをご覧ください。⇒こちら
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◆近くのカフェ
・50年前の牛舎が雰囲気あるカフェに。宇治の里山に2018年オープンした「基牛舎」