50年前の牛舎が雰囲気あるカフェに。宇治の里山に2018年オープンした「基牛舎」【ALCOグルメ】

ALCOグルメは記者が行った飲食店を紹介するコーナーです。

今回は2018年に宇治炭山にオープンしたカフェ「基牛舎」さんに行ってきました。
(価格、メニューの内容等については平成30年11月16日時点のものです。)
外観の写真

その佇まいはまるで山中の隠れ家。ちょっと人には教えたくない様な、とても素敵な雰囲気です。

場所はこちら

窯元が集まり陶芸の里として知られる炭山。店主の山本さんも炭山の陶芸作家さんのお一人です。ご自身の陶芸作品などをこちらのカフェで使用されているので、作品を見るだけでなく手にとって使えるのも大きな魅力です。

カフェスペースに一歩足を踏み入れると、どこかノスタルジックで温かみのある空間が出迎えてくれます。
店内の写真

50年前の牛舎を改装したという建物は雰囲気があり、コーヒー片手に寛ぐのに最高の場所。奥行きのあるセピア色の空間に、かつて牛たちが並んでいた光景を思い描く事ができます。

さらに机、椅子、照明などもどれもお洒落で個性豊か。とても素敵で一つひとつじっくり眺めたくなります。
キッチン側の写真

中には店主みずから手作りされたテーブルも。
手作りの机の写真

後で少しご紹介しますが、山本さんの陶芸作品はシンプルで無駄がなく、それでいてほっこりとした温かみを感じるデザインです。テーブルにもその素晴らしい感性が表れている様に感じました。

店内には大昔に小学校で使われていた机もありました。今回はこちらの机でお食事させていただいたのですが、天板の滑らかな手触りやつるつると丸くなった角など、長く使われて徐々に変化してきた木の風合いを感じました。教科書を入れるスペースに持ち物を入れてみたり、昔子供がいたずらで打ち込んだと思われる星の模様の鋲にくすりとしたり、大人になるとなかなかできない体験です。
机のエピソード写真

外には猟に使われる赤い倉庫も。ここにある物は古くから使われてきた物が多いので、何を見ても「昔それを使っていた人達はどんな生活を送っていたのだろう?」「どんな事で笑ったり怒ったりしていたのだろう?」と想像が膨らみます。
外の景色写真

席に着き、窓から外の木々を眺めます。自然の光や影を感じながら過ごす、ちょっと特別な時間。お水のグラスまで素敵で、すべての物にこだわりを感じます。贅沢なおもてなしですね。
店内とメニューの写真

今回注文した「ホワイトソースとチーズのオープンサンド」(796円 税別)には伏見の人気パン屋さん「eight」さんの天然酵母パンを使用。ほのかな酸味があり噛み締めるごとに味わい深く、クリーミーなチーズやキノコが入ったホワイトソースともよく合います。とろりとした卵を付けたり、美味しい野菜と一緒に味わったり。程よく効いた塩味と温かみのある美味しさにぺろりと完食してしまいました。
オープンサンドの写真

ちなみにお料理などに使用されているうつわは、陶器の物は店主の作品、吹きガラスの物は滋賀県の作家さんの作品だそうです。手に取った時の重みや肌ざわり、使い心地などを感じながらお食事をいただく楽しい時間。初めて出会ううつわたちと対話している様で気分が高まります。

さて、続いてご紹介するのは「抹茶ロールケーキセット」(815円 税別)。宇治抹茶を使ったロールケーキにバニラアイスクリーム、選べるドリンクのセットです。今回ドリンクはコーヒーを注文。
ケーキセットの写真

ミルク感たっぷりのスイーツに深みを感じるハンドドリップコーヒー。窓の外を眺めながら寛ぎの時間がゆっくりと過ぎていきます。

縁がぽこぽこと可愛らしいお皿に甘いスイーツがよく似合いますね。カラーが楽しいカップは洗練された美しいデザインで見ていて飽きません。どちらも実際に使ってみると見た目以上に温かみを感じました。

珈琲の写真

ちなみに今回注文したコーヒーは「コーヒー スラウェシ」(436円 税別)。ほろ苦い香りが心地よく美味しかったです。こんなに素敵な場所でコーヒーを飲みながら読書でも…と想像するだけでうっとり。忙しい日々の中で喧騒から離れて自分の時間を過ごす、そんな寛ぎの時が人生を豊かにするのかもしれません。

お隣りの部屋では陶芸作品や吹きガラスの作品などを見る事ができます。気に入った作品を購入できるのも嬉しいですね。
ギャラリーの写真1

センス良く配された作品の数々。ディスプレイには昔ご家族が使っておられた家具なども使用されています。現代に作られた物と昔の物が共鳴し、こちらに何かを語りかけてくるような感じがしました。皆さんもぜひ、お気に入りの作品を探してみて下さいね。

ギャラリーの写真2

さて、今回は「基牛舎」さんをご紹介しましたが、素晴らしい建物、うつわ、お食事、家具に出会えてとても贅沢な時間を過ごせました。宇治にありながらちょっと小旅行に出掛けた様な気分を味わえる炭山。自然に囲まれたあの横長の窓から見える景色にはきっと、四季折々の魅力があるのだろうと思います。みなさんも是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか?

店内の写真2

【基牛舎】
住所 京都府宇治市炭山養老44
電話  050‐3696‐1432
営業日 金土日祝
営業時間 11:00~17:00 (L.O.16:30)
     季節により変更あり
※ランチ(数量限定)11:00~15:00
駐車場 有
HPはこちら

◆関連記事
「食べログ パン百名店 2018」に宇治市のパン屋さんが選出される。
宇治の山里で陶器と出会う!2018年の「炭山窯元まつり2018」はこんな感じ。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でALCO宇治・城陽をフォローしよう!