クイズ:「守破離(しゅはり)」って?

クイズ:茶道などの「道」やビジネスにおける考え方などでも使われる「守破離」という言葉。ある偉人の和歌から生まれた表現なのですが、その偉人とは誰でしょうか?

答えは次の会話に出てきます。

しゅっ!はっ!りっ!

何してんの?

え?修行やけど? 

修行やけど?って。何の修行なんそれ。

シュッ!としたりハ~ッ!って気合出して精神を鍛えてるねん。

やってるとこ悪いけど………それで精神は鍛えられへんと思うで。「守破離」の意味わかってるか?

えっ!!

「守」は「基本の型とか教えを守ってしっかり習得する」って事やで。

し、知ってるで~!(うっそ~!シュッとしてたわ!)

「破」は「色々研究したりして、基本の型を破って自分なりに発展させる」って段階の事。

わかってるや~ん!(手から気合は出さない、と…。)

じゃあ、「離」は何?

え?

「離」は?「離」!

え、何て?ん~、ちょっと聞こえへんかったな~。

もぉ~…。「離」はな、「基本をしっかり理解した上で、型から離れた独自の新しいものを確立させる」って事なんやで。

うんうん、やっぱりな~。(「離」、むっず!)

守破離」って言葉は千利休の「規矩(きく)作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」がもとになってて…って、こーちゃん寝てるー!! 

ごご……………っえ?

というわけで、答えは「千利休」でした。

デッサンが驚異的に上手かったというピカソなんかは、まさに「守破離」のプロセスを成功させていると言えます。
物事の本質を深いところで理解している者にしか体現できない「離」。実践できたらカッコイイですね!

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