2021年は降水量が観測史上第1位。1月にはマイナス6.6度を記録も、暖かい一年でした【京都府山城地域】

京都府山城地域(※)では、2021年は観測史上最も多く雨が降った年となりました。

※ALCOで言う山城地域は宇治市・城陽市・八幡市・京田辺市・久御山町・井手町・宇治田原町・木津川市・笠置町・和束町・精華町・南山城村の12市町村です。気象観測地は京田辺市にあります。城陽市の大雨写真1

 

年間降水量は2030mmと、第2位の1778mm(1998年)を大きく引き離す記録。(ちなみに2~7位はすべて1700mm台でした。)

特に8月は月間降水量が観測史上第3位(437mm)となりました。

陥没した歩道の画像8月13日には道路が冠水するほどの大雨が降り、大久保駅前の歩道が崩落

8月19日の宇治川の画像8月にはその後もたくさん雨が降り、宇治川に浮かぶ中の島の先端部分が沈むなどしていました。

菜の花と蜂の画像また、年間の平均気温は2015年・2018年・2019年と並んで観測史上第5位(15.9度)でした。

1月にはマイナス6.6度の冷え込みを記録するも、2月は観測史上最も暖かい2月となり、3月は観測史上最も暖かい3月となるなどし、平均気温は高かったようです。