シェフの技が随所に光る宇治の名店―。無添加自然派イタリアン「tomarico」(京都府宇治市莵道車田)では、「幻の和牛」とも称される土佐あかうしが味わえる。
(こちらの記事はALCO社長のピックアップグルメです。)
明治時代より長い年月をかけて改良された、希少な褐毛(あかげ)和種高知系。
高知で生まれ育った生粋の高知県産和牛で、「赤身の旨さを堪能できる」と高い評価を得ている。
食通をも唸らせる高知の情熱。
口へ運ぶと静かな感動が押し寄せ、雑味のない純粋な旨味に満たされる。
しっとりとしたきめ細やかな肉質、赤身ならではの力強い味わい。
同時に口どけの良い脂の甘味や上質な香りが解け、至福の余韻へと変化する。

「幻」という言葉には不思議な魅力がある。
そこにあると信じた瞬間に指の間をすり抜けるような、儚さ故の輝きを纏うような―。
土佐あかうしはその希少さ故に「幻」と呼ばれるが、口にした瞬間、そう単純でないことに気づかされる。
既成概念を溶かし、あるいは枠にはめることで失われるものを提示し、本質を浮き彫りにする。
人々が信じる “確かな” 現実よりも、幻にこそ真実が宿るのだと。
そんな束の間の体験に、いつの間にか心の内に蓄積していた傲慢さが崩れ去り、本能が追い求めていたものと出逢えた気がして、気づけば笑みが広がっていた。

今回ご紹介した土佐あかうしはランチメニュー(2980円 税込)に追加(+3200円 税込)でいただいたものです。
※料理は一例(4月6日の内容)です。また、土佐あかうしはランプまたはイチボのタリアータとなります(写真はランプ肉)。
<ランチメニュー>
・本日の前菜盛り合わせ
・自家製フォカッチャ
・もちもち生パスタ
・デザート盛り合わせ
・コーヒー or 紅茶
素材にこだわり、丁寧に調理された料理はどれも絶品。
近郊農家の方々が心を込めて育てられた有機野菜を味わえるのも、こちらのお店の魅力のひとつです。
この日の前菜はバイ貝・きのこ・浜名湖の生青のりのエスカルゴバターソテー、クレソンと生ハム、五島列島のヨコワのカルパッチョ、イカ墨のアランチーニ、人参のポタージュ。
ほうじ茶が豊かに薫る自家製フォカッチャにも、心の底から癒されました。
まっすぐな素材の風味、時間をかけて引き出される奥深い味わい、弾ける食感や舞い上がる香り…
何を食べても一口ひと口が愛おしい、そんな幸福な時間が紡がれていきます。
生パスタはこの日「香川県産イカナゴ新子のスパゲッティプッタネスカ」があったので、そちらをいただくことに。
躍動感と生命力あふれる味わいは、思わず圧倒されるほどでした!

デザートの盛り合わせは、日によって異なる3種類を楽しめます。
うち1種類は「日本茶とジェラート かめうさぎ」による風味豊かなジェラート。(ほうじ茶・抹茶・玄米茶 のいずれか1つ)
さらにフランス産苺のソースと味わえるバニラパンナコッタやクリーミーなティラミス、気分まで爽やかにしてくれるシチリア産ブラッドオレンジのゼリーや濃厚な有機抹茶のレアテリーヌという心躍るラインナップから、2種類がお皿に並びます。(いずれも自家製)
食後のドリンクはコーヒーまたは紅茶。(ホット又はアイス)
心まで満たされる夢見心地のひとときを、ぜひ皆様も堪能されてはいかがでしょうか?
tomarico 店舗情報
住所 京都府宇治市莵道車田1
営業時間 11:30~14:30(L.O. 13:30) 18:00~21:30(L.O. 20:30)
定休日 水曜日、第2・第4火曜日(不定休あり)
※営業時間・定休日・メニューなど最新情報はお店でご確認ください。
近隣にコインパーキング有
予約 電話(0774-39-7476)/ヒトサラ(https://hitosara.com/0020004092/)
(記事の内容は2026年4月6日時点のものです。)
<お店への行き方>
京都宇治線を京都市方面へ進み、「伊藤久右衛門 宇治本店」を通り過ぎ、「コスモ石油 コスモロマン三室戸SS」「京都銀行 三室戸支店」などがある交差点を左折。
踏切を超えてすぐに右折。
線路沿いをしばらく進むと、左手にお店があります。(お店に到着するまでにコインパーキングがあります。)
