2019年9月3日、デザインウィーク京都2020に先駆けて宇治工房ツアーが行われました。【ニュース / 宇治市】

2020年2月23日~3月1日に開催予定の「Design Week Kyoto 2020 / デザインウィーク京都2020」に先駆けて、2019年9月3日(火)、宇治市内で工房ツアーが行われました。

Design Week Kyoto 2020 / デザインウィーク京都2020画像1異なる視点や目的を持った参加者が集まり、「(株)ヒガシ弦楽器製作所」(コントラバス等の弦楽器)、「(有)河原崎製作所」(プラスチック成形金型)、「(株)アクトリー」(プラスチック射出成形)、「(有)昇苑くみひも」(京くみひも)の4箇所を半日かけて巡りました。

ヒガシ弦楽器製作所の画像最初に向かったのは日本で唯一のコントラバスメーカー、(株)ヒガシ弦楽器製作所。会社の歴史や製品についてなど様々な説明があり、参加者からは多種多様な質問が飛び交いました。職人の方々が作業されている現場や製作に必要な道具などを間近に見る事ができ、モノづくりにおいて非常に刺激的な内容だったのではないでしょうか。

河原崎製作所の画像次に向かったのは(有)河原崎製作所。製品、金型などについての説明の後、製作現場を見て回りました。情報のデータ化によるペーパーレスな現場、プログラミングにより作動する機械、複雑で重厚な金型などを目の前にして説明を聞くと複雑な仕組みも分かりやすく、参加者らは深くうなずいていました。その後、質疑応答の時間がありました。

(株)アクトリーの画像(株)アクトリーでは会社や製品の説明などの後、製作現場を見学しました。品質管理を含む様々な興味深い内容に、参加者らは前のめりで聞き入りました。中には部品を手に、突っ込んだ質問をする方も。ちなみにこちらの会社のすぐ近くでおりんを製作する南條工房の南條氏も今回ツアーに参加され、約20年ぶりに交流が生まれたそうです。

(有)昇苑くみひもの画像(有)昇苑くみひもでは製品、会社の歴史、手組みと機械組みの工程、機械組においても職人の技術や経験が必要である事など様々な内容の説明がありました。手組で使用する台、製紐機(せいちゅうき)などを使用する製作現場などを実際に見て回り、参加者らは説明に熱心に耳を傾けていました。

中宇治yorinの画像4工房を巡った後は中宇治yorinにて交流会が行われました。職人の方のお話や参加者の感想などを共有する場となり、参加者からも意見が出て今後につながる有意義な内容となりました。台湾からの参加者は、文化も含めて宇治の事がより深く知れて良いイベントだったと話しておられました。

【Design Week Kyoto / デザインウィーク京都】
オープンファクトリーや各種交流イベントなど、ものづくりに携わる方々の交流を通じて京都をよりクリエイティブな街にしていく試み。2016年から始まり、デザインウィーク京都2020は5回目の開催となる。これまで中心となっていた京都市内からさらに可能性を広げ、今回は宇治、久御山などを含めた地域に拡大して行われる予定。
※2019年の様子(YouTube)はこちら⇒https://www.youtube.com/watch?v=8X7rk2gOhOg&t=4s

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