きのう2019年7月28日、展示会開催中の平山日用品店に作家の鈴木喬子氏が来られました。【フォトニュース / 宇治市】

宇治市槇島の平山日用品店でおとといから開催中の「鈴木喬子の art ceramic 2019 MUSHROOMS」。関西で鈴木喬子氏のきのこの作品が見られる唯一の展示会です。昨日2019年7月28日(日)にはご本人も在廊されていました。

セラミックやガラスを用いた鈴木喬子氏の作品の質感、ツヤ感、色、デザインは温度感のある美しさを湛えています。

鈴木喬子さんの画像

会場となっている店内には、装飾だけでなくお皿としても使用できる陶板、箸置きなどが、壁面には日本初公開のアートピースがリズミカルに配されていました。このような作品の中で、日本では可愛いものや綺麗なものが人気を集めやすく、海外では(壁面のアートピースの様な)よりアーティスティックで個性的な作品が人気だそうです。

鈴木喬子さんの作品画像

デザイン性の高さに加え、ポップでありながら深みを感じる色合いや斬新な色の取り合わせも魅力的。色作りにはアメリカなど海外の顔料を主に使用されているそうです。

そんな素敵な作品の数々は、飾るだけでなく実際に使えるものをテーマに作られています。暮らしにアートを取り入れやすく、見ているだけでワクワクと面白さが込み上げてくる。そんな魅力に溢れていました。

「鈴木喬子の art ceramic 2019 MUSHROOMS」は2019年8月4日(日)まで(会期中無休)。

【鈴木喬子(すずき きょうこ)】
多摩美術大学染織デザイン科卒、テキスタイルデザイナーを経て1997年絵皿ショップ「UNPIATTO」をオープンし陶作活動を行う。2016年には工房兼ギャラリーショップ「CLAYPOT」をオープン。近年は国内外のアートフェアや個展での発表を中心に創作活動の場を広げている。「なんでもない日がちょっとハッピーに!なんでもないモノがちょっとスペシャルに!そんなアートな陶器を作りたいと制作しています。」

 

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