2023年3月7日(火)、宇治川の「中の島」(京都府宇治市)で、「宇治川サクラプロジェクト」第10期土掛け式が行われました!
「宇治川サクラプロジェクト」は、宇治橋上流の素晴らしい景観を後世へ伝えようと「公益社団法人宇治市観光協会」「宇治観光まちづくり株式会社」が合同で立ち上げたプロジェクトで、平成25年からこれまでに合計64本(※)の桜を重要文化的景観エリアに植樹されてきています。
※オオシマザクラ12本・エドヒガン22本・ヤマザクラ4本・ソメイヨシノ14本・春めき3本・ジンダイアケボノ8本・シダレザクラ1本
今年は10期目を迎え、中の島にベニシダレザクラを1本、昨年と同じ興聖寺の琴坂の下あたりにエドヒガンを3本植樹され、合計68本となりました。
会場にはこの10年間で植樹に関して寄付をされた方、協力された方が招かれ、来賓者の方々と合わせて土掛けが行われました。
宇治市長は、塔の島を中心に宇治川の湖岸が整備され、2022年にその河川整備事業がグッドデザイン賞を受賞したこと、また後世に伝えていく思いや感謝、それに合わせて桜の植樹に参加できた喜びなどをお話されました。
(グッドデザイン賞ベスト100を受賞した河川整備事業の景観)
平等院住職の宮城氏は、河川整備事業のタイミングで桜を植えるプロジェクトを開始され、多くの方の協力があってこれまで続けてこられたという経緯や感謝の気持ち、グッドデザイン賞ベスト100の受賞について、宇治の観光エリアにおける宇治川の景観についてなどをお話されました。
(宇治の観光エリアを流れる、風情あふれる宇治川)
なお、関係者の方によると、こちらのプロジェクトは今回で一旦終了となるという事です。