2021年7月1日(木)から開催予定の「宇治川の鵜飼」を目前にひかえ、6月21日(月)にウミウたちの健康診断が行われました。
鵜匠の方や飼育スタッフの方が見守る中、健診開始。今年は野生由来の8羽と人工ふ化による11羽が健康診断を受けました。
体重測定の結果は、野生のウミウが2.0~2.7キロ、人工ふ化のウミウが1.6~2.0キロ。
触診では肉付きや足裏の状態などの確認が行われ、聴診器を使った診察では心音・呼吸音・腸の動きなどの確認が行われました。
鳥インフルエンザの簡易検査もあり、点眼でウイルス性の病気「ニューカッスル病」の予防接種も行われました。
そして、検査の結果は…
大きな問題なし!
鵜飼はこの中から毎日6羽ずつほど、体調の良いウミウを選んで行っていくそうです。
「宇治川の鵜飼」は今年2年ぶりに行われますが、鵜匠の沢木さんによると「ウミウたちのコンディションも良く、ベテランのウミウもいるので船を出したらやってくれると思います」とのこと。
また、コロナ禍ということもあり「特に地元の方に見ていただきたいです」「コロナ対策をしっかりと行いながらやっていきます」とのことでした!
最後に…
検査が終わってほっとしている様子のウミウたち。鵜飼の準備万端です!