できるだけ手を触れず…茶室開きも新型コロナ対策で実施 宇治市営茶室「対鳳庵」【京都府宇治市】

2021年1月10日(日)、宇治市営茶室「対鳳庵」(京都府宇治市宇治塔川2)で茶室開きが行われ、訪れた人々は薄茶を恒例の花びら餅とともに楽しみました。

宇治市営茶室「対鳳庵」広間茶席の画像

 

今年は新型コロナウイルス対策で「広間茶席」「立礼席」の2部屋に分かれ、1部屋あたりの人数を半分以下に減らして実施。例年は濃茶と薄茶の提供がありますが、今年は薄茶のみとなりました。

薄茶の画像花びら餅の画像

また、マスクの着用、パーテーションの設置などの対策がとられたほか、お茶をお盆に乗せて渡すなど出来るだけ手の触れる回数を減らすよう工夫。訪れた方々は安心して楽しんでおられるようでした。

中には小さなお子さんにもお茶席を見せてあげようと訪れたご家族も。新型コロナウイルスについて心配でしばらく訪れていなかったという方は、「少人数制で行われている事などを秋頃に知り、仲間の方を誘ってまた訪れようと思いました。有り難いです。」などとお話されていました。

宇治市営茶室「対鳳庵」立礼席の画像