2020年11月5日、縣神社の献茶祭が執り行われました。【京都府宇治市】

2020年11月5日(木)、縣(あがた)神社の献茶祭が執り行われました。今年は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、茶会は行われませんでした。
「縣神社の献茶祭」の画像1

 

この日は「宇治学」の学習で神社を訪れる地域の小学生の姿も見られました。

献茶祭の様子は11月18日(水)17:10頃~放送予定(※)の朝日放送テレビ(ABC)「キャスト」の「京を継ぐ~美と心~」(今回は薮内流御宗家の特集)の中でも放送される予定です。
※放送日時・内容は変更になる可能性があります。

「縣神社の献茶祭」の画像2

【縣神社 献茶祭】
毎年11月5日に薮内流御宗家の奉仕によって執り行われる。中でも古儀による茶壷口切り式は古くから宇治茶師に伝えられる重要な式法。まず、壺詰から口切までの作法を一子相伝で伝承されている堀井七茗園園主が茶壺の封を切られ、その年の新茶を取り出すと、石臼で挽いて抹茶の粉にされる。次にお家元により濃茶、薄茶が点てられ、出来上がった抹茶は神前に捧げられる。その後祝詞奏上、玉串奉納、宇治茶と茶道の隆盛祈願などが行われる。例年は参会者にも挽きたての抹茶が振舞われる。炉開きが行われる11月、茶壺の封が切られると共に茶道の新たな一年が始まる。

 

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