2019年10月11日(金)、宇治橋通り商店街の「大阪屋マーケット」で「市場呑み」が開催されました!
「大阪屋マーケット」は現在、大規模リニューアル準備中。今後店舗が入っていく予定ですが、今は何もない状態になっています。そんな空っぽのマーケットを幻想的にライトアップし、宇治橋通り商店街「寶屋酒店」さんのご協力で立ち呑み場が登場!音楽も加わって雰囲気たっぷりのイベントとなりました。
宇治橋通り商店街「びすとろD」さんが用意されたフードは開始30分でほとんど無くなる程の人気!
ゴーゴー亭なかいさんによるライブ演奏も場を盛り上げます!
「大阪屋マーケット」田辺さんは挨拶で、代々引き継がれてきた建物をご自分の代で改装する事となり、今回内覧会というかたちで立ち吞みイベントを開催するに至った経緯をお話されました。四世代上、高祖父の代で屋台から始められ、祖父の代で建物を建てられ、お父様が維持されてきているそうです。あとでお話をうかがうと、「どうあるべきか悩みましたが、代々引き継がれてきた建物を潰してしまうのは惜しい。地域の方の後押しがあって、今はこの場所を最大限利用していこうと考えています。」とのこと。また「周りの方々に本当に支えられています。将来少しでも皆さんにお返しできれば。」「皆さんを裏切れないので、後戻りという選択肢はありません。やり切ります。」など、感謝の思いと決意を話してくださいました。
建築を手がける「STUDIO MONAKA」岡山さんは挨拶の中で、大阪屋を魅力的な建物だと思っていたところ田辺さんから相談を受けた事などをお話されました。あとでお話をうかがったところ、「この機会に大阪屋マーケットの認知度がアップすれば。」「地域の人のための場所であってほしい。」など、期待と展望を交えて話してくださいました。今回のイベントも企画に携わっておられ、今後も一緒に盛り上げていきたいとの事です。
さらに、栗原 徹さんによるDJで会場はバーのような心地よい雰囲気に包まれ、お酒も手伝って、次第に人々の交流が深まりました。栗原さんは「DJイベントは沢山やってきているけれど、このような場所がある事は価値があると思う。イベントのポテンシャルが高い場所なのでは。」「カルチャーが進歩するには、こんな風にふらっと立ち寄れるコミュニティースペースになった方が良い。」など、音楽活動の経験を通して話してくださいました。
会場に来られていた方々にもお話をうかがいました。(左の方から順番に)「工事中の様子をライトアップするってあまり無いですよね。こちらの建物はポテンシャルがあって、これからが楽しみです。」「建築途中の建物が見られて、『人』が場所を作っていると感じました。」「ライトアップ前の様子も知っていましたが、ライトアップされると空気感が変わって面白いです。」「今日は地元の方が多く来られていて、こういったコミュニティーが残っているって良いなと思いました。人から人へつながっているというのは地域にとって良い事ですよね。」
会場にはフランスの方も。「素敵ですね。フランスではこういった雰囲気の場所は珍しいです。ライトアップも美しい。それと、こんなに多くの人たちが集まって来られてすごく驚いています。」などと喜んでおられました。
また、飲食のお仕事をされている方も様子を見に来られていて、今後こちらの場所を利用するか検討されているようでした。会場にはリニューアル後のイメージ図などもあり、一般の来場者の間でも話に花が咲いていました。
さて、この「市場呑み」は明日13日(日)にも開催予定です!一般の方も、飲食店やショップで利用を検討されている方も、この貴重な機会に「大阪屋マーケット」を訪れてはいかがでしょうか?お酒を吞みながら楽しい時間を過ごせると思いますよ。
市場呑み イベント概要
- 日にち 2019年10月11日(金)・13日(日)
- 時間 18:00~21:00
- 場所 大阪屋マーケット
- (京都府宇治市宇治妙楽41)
- 入場無料(ドリンクは有料)
◆ALCOではtwitter、facebookで記事の更新をお知らせしています。是非フォローして下さいね!