南山城村が舞台の映画「わだち」の完成披露試写会に行ってきた!【京都府南山城村】

京都府・南山城村が舞台の映画「わだち」(※) が完成!という事で、2023年2月5日(日)に行われた完成披露試写会・トークショーに行ってきました!
※「中窪製茶園」(南山城村)の中窪良太郎さん・沙百合さんご夫妻をモデルに、「株式会社南山城」(代表取締役:森本 健次氏)とパートナーシップを結ぶ「株式会社セイムペイジ」(代表取締役:栗原 元哉氏)によって製作された48分間の短編映画
南山城村が舞台の映画「わだち」の画像1

南山城村が舞台の映画「わだち」の画像2訪れたのは、村にある旧「田山小学校」。

現地に着いた瞬間、「いい所~!」「雰囲気あるなあ!」とさっそく村の良さを体感する事になりました。

ノスタルジックな建物に入ると、多くの人たちが映画を楽しみにワクワクされている様子。皆さん和気あいあいと談笑されていて、ほのぼのとした雰囲気が漂っていました。

南山城村村長の画像(ご挨拶をされる南山城村の平沼 和彦 村長)

南山城村が舞台の映画「わだち」の画像1そして、さっそく試写会がスタート!

こちらの映画は「南山城村についてもっと知ってもらおう!」との思いから製作された映画で、村やお茶の魅力がいっぱい。

でも「よくある地域のプロモーション動画かな?」と思って観ると、期待を大きく裏切られると思います。

というのも年齢・性別問わず誰にでも深く関係のある内容で、「映画好きの方にこそ観てほしい!」と声を大にして言いたい、色々と考えさせられる映画なんです!

(作品に登場する「月ケ瀬口駅」)

作品に登場する奥様の目線で観てみると、人生の岐路に立たされた時、判断に悩む中で「どのように考えれば自分が納得できる答えを導き出せるか」というヒントが隠されていて…

旦那様の目線で観てみると、自分の大切な人が大きな問題に直面している時、「どんな姿勢で寄り添ってあげるのが本当の優しさなのか」という事を考えさせられると思います。

「月ケ瀬口駅」の画像

そして映画を観終わった後にもう一度「わだち」というタイトルを見返すと、観る前とは全く違った彩度で感じられて、「この映画にはこのタイトルしかない!」と思わされる事になりました。

栗原氏の画像そんな素晴らしい映画の後は、お楽しみのトークショー!

トークセッションの画像(右からモデレーター・製作プロデューサーの栗原 元哉氏、映画監督の中川 駿氏、モデルとなった中窪良太朗・沙百合ご夫妻、南山城村役場 産業観光課の岸田 いずみ氏、ローカルコーディネーター・株式会社南山城 代表取締役社長の森本 健次氏)

 

中窪夫妻の画像

モデルとなった中窪ご夫妻も今回初めて映画をご覧になったという事で、奥様は感動で涙ながらにお話されていました。

役者の方々からの映像コメントもあり、中には今回の作品について話すために、ご自身が結婚されていた事実をオープンにされるという衝撃的な一幕も。

監督の画像

さらに中川監督の製作に当たっての思いをお聞きできて映画の重みがより感じられたり、実際に村でご活躍されている森本さん、岸田さんからはリアルな情報や思いをお聞きする事ができて理解が深まったりと、様々な視点での貴重なお話をたくさん聞くことができて感無量!

最後に「中窪製茶園」さんのお茶をいただいて「美味しい~!」という実体験も重なり、映画の厚みが増しに増した素敵な時間でした。

こちらの作品は今後、国内外の映画祭への出品、日本茶カフェ「麩屋柳緑」(京都市中京区麩屋町通六角上ル白壁町439)での上映、YouTubeなどでの配信が予定されています。

一人でも多くの方がこの作品に出逢われますように!そして、作品を観た方が色んな事を考えて、人生をより豊かに過ごされますように~。