平成26年に開校した木津川市の城山台小学校ですが、令和7~8年頃には児童数が1,800名以上になる事が予想されています。
(※理由としては、住みよい自然環境や立地条件の良さから急速に城山台地区への入居が進み、子育て世帯が増加している事が挙げられます。)
このたび木津川市教育委員会は、次の対策について検討を進めた事を発表しました。
- 学校敷地内に独立した2年生、3年生用の新学舎を設置
- 通学区域を見直し、他小学校への選択が可能な制度の導入を進める
- 学校施設を増築
※Ⅰ期工事では普通教室14室、多目的室2室、図書室、職員室、保健室等の工事を来春に向けて進める - 教頭の複数配置、ミドルリーダーの配置、教職員の増員
※本年4月に副校長を配置しており、今後、校内外の専門的な知見の活用もふくめて更なる充実を図る
過大規模校の課題として教育委員会が挙げているのは主に次の6点です。
- 体育・水泳学習、休憩時間の場の確保
- 感染症の拡大、混雑による学校事故のリスク
- 図書室、保健室の混雑
- 運動会、入学式、卒業式等学校行事の場の確保
- 登下校時の安全確保
- 校長のマネジメント、教職員の連携
これに対し、主に次のような対策を進めるという事です。
- 新学舎建設計画
- 運動する場・遊びのスペースの確保
※主に5・6年生の体育で城址公園グラウンドを活用、専用スクールバス2台を配備/第2体育館を建設/民間スイミングスクールに委託し、主に2・3年生の水泳学習を実施/遊び場として中庭に人工芝を設置 - 学習指導・生徒指導対策
※専門顧問の配置・指導体制の整備/人的配置の充実/電子黒板、1人1台のタブレット導入などによるICT教育の推進/教材・教具の充実/校内または敷地外に学校菜園を確保 - 学校の安全対策
※学校安全に係る専門顧問・食物アレルギー対応職員・スクールガード・リーダーの配置/危機管理マニュアルの整備を含めた災害時の安全確保/新学舎は廊下幅を4メートルとするなど、感染症や学校事故の防止/通学路の安全確保/防犯カメラ等の設置など新学舎に係る安全対策/学校安全に係る教職員研修の実施 - 学校行事を円滑に行うため様々な方法を検討・準備
例)入学式は分散や時間差で行う/運動会・卒業式は学校外の施設を利用 - 保護者・地域との連携
- 学校選択制の導入
ほか
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