12月10日、岩船寺の「普賢菩薩騎象像」の御本体が113年ぶりの修復を終えて帰還!黄葉・紅葉も圧巻でした【京都府木津川市】

2024年12月10日(火)、岩船寺(京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43)の「普賢菩薩騎象像」(御本体)が修復を終えて帰ってきました!

岩船寺の「普賢菩薩騎象像」
普賢菩薩騎象像(平安時代・重要文化財) 画像提供:岩船寺

 

今回の修復はなんと113年ぶり!

法華曼荼羅を含む厨子は引き続き修復作業中ですが、修復を終えたばかりの「普賢菩薩騎象像」は本堂で拝観することができます。

(すごい、見れば見るほど引き込まれてしまう…!)

取材時に見学に来られていた学生さんたちも、とっても興味深く拝観されていました。

ちなみに普賢菩薩といえば、辰年・巳年生まれの守護仏らしいです。(ちょうど今!)

岩船寺の紅葉画像1そしてこちらは、同日午前10時ごろに撮影させていただいた境内の三重塔です。

この時間ならではの太陽光と黄葉・紅葉がすごく良い感じで、朱色の三重塔がますます美しく感じられました!

岩船寺の紅葉画像2塔に近づくと、黄葉のシャワーと三重塔が圧巻でしたよ!

【高雄山 岩船寺 / こうゆうざん がんせんじ】
729年、聖武天皇が行基に阿弥陀堂を建立させる。806年、弘法大師と智泉大徳が新たに報恩院を建立。813年に堂塔伽藍が整備されるとともに寺号が岩船寺となる。最盛期には広大な境内に39もの坊舎を有したが、2度の兵火に見舞われる。文了律師による勧進、徳川家康・秀忠らの寄進により本堂や仏像等の修復が行われる。現在は四季折々の花が美しい「花の寺」としても知られており、特に紫陽花の名所となっている。