2025年4月18日(金)、京都京阪バス株式会社が国土交通省近畿運輸局へ、一般乗合バス(路線バス)の上限運賃変更に関する認可申請を行いました。
運賃値上げの背景には、運転者不足に対応する労務コストの上昇、燃料費や物価の高騰によるバスの維持管理コストの増大などがあるようです。
また、将来を見据えたシステムや車両の更新、バリアフリー対応の強化など、より安全・快適な移動環境を提供するためには、安定した収入基盤の確保が必要だということです。
値上げは申請が通り次第、実施される予定で、現在は2025年8月1日(金)から実施予定となっています。
初乗り運賃は230円⇒250円、対キロ区間運賃は240円~670円⇒260円~690円と、それぞれ20円の値上げになる見込み。
コミュニティバスやわた・城陽さんさんバス(現行200円)は据え置きとなっています。
また、高齢者割引定期券「グランドゆうゆうパス 70」を新たに導入予定。満70歳以上の方のみ購入可能となっています。
定期券・主要区間申請運賃についてなど、詳細は「京都府南部地域の一般路線バスの上限運賃変更認可申請について」(PDF:https://www.keihan.co.jp/corporate/info/release/assets/250421_kyotokeihanbus.pdf)でご確認ください。