一般社団法人 Design Week Kyoto 実行委員会(京都府京都市北区紫野上柏野町 10-1/代表理事 北林 功)は「多様な交流を通じて京都をリデザインし、よりクリエイティブな街へ」をビジョンに掲げ、2016年から伝統と工芸のまち京都で国内外の人々の交流促進などを行っています。
普段はクローズしているモノづくりの現場(SITE)を公開し、モノをつくる人、つかう人、伝える人の交流を生み互いの視野(SIGHT)を広げる「OPEN YOUR SIGHTE」。
第5回目の「DWK 2020」からは京都市内にとどまらず⻲岡、宇治を含めた範囲にエリアを拡大。宇治では分野の異なる2社のコラボレーションによって分解できるコントラバスが誕生するなど、早くも新しいアイデアやモノづくりにつながっています。
2021年1月14日(木)、Zoomを活用した記者会見が開かれ、第6回「DESIGN WEEK KYOTO 2021 (DWK 2021)」の概要説明等が行われました。質疑応答では多様な質問が飛び交い、会場の関心の高さがうかがえました。
今回のテーマは「Meet KYOTOs」。「さまざまなKYOTOに出会う」という意味で、「こういう時だからこそ、オンラインを活用するなどして様々な素晴らしい人々に会いに来てほしい」との思いが込められています。
今年は京都、亀岡、宇治の33社がオープンファクトリーに、京都、亀岡の8社がサテライトイベントに参加。宇治では前年の7社に新たに4社が加わりました。
今年の新たな取り組みとしてはオンライン「交流」、海外との「交流」、次世代との「交流」を通じた地域活性化、年間を通じた「交流」活動が挙げられます。
具体的にはオンライン「交流」を主体とし、リアルでは京都府内在住者での少人数に限定するなど新型コロナウイルス感染症対策を行い実施。
海外との「交流」では、例えばドイツ人アーティストの方と京都の工房をオンラインで訪問し「アーティスト×職人」のトークセッションを行う、などの内容が予定されています。
次世代との「交流」では、宇治エリアでの「親子ツアー」も予定されています。以前DWKに参加した小学校3年生の男の子も刺激を受けたという声が上がっていて、こちらの取り組みも期待されています。
今年の開催期間は2021年2月21日(日)~28日(日)の8日間。どのような出逢いやアイデアが生まれるのでしょうか。