２０２３年１２月１日（金）～３日（日）、当尾の里「岩船寺」（京都府木津川市加茂町岩船上ノ門４３）で開催予定のライトアップイベント「千紫万紅～万葉集の花を詠む～」に、ひと足お先に行ってきました！
到着すると…
「わあ～っ！」
幻想的で、すっごく素敵。
境内には色んなお花が飾られていて、四季折々の花々が美しい「岩船寺」らしさを感じます。
色とりどりで、とっても綺麗～！
プロジェクションマッピングの所には春夏秋冬のボタンがあって、ボタンを押すとそれぞれの季節の風景が楽しめました！
万葉集をモチーフにした花手水もありましたよ！
- ～山城の久世の鷺坂神代より春は萌りつつ秋は散りけり～
柿本人麻呂 - ～今造る久邇の都は山川のさやけき見ればうべ知らすらし～
大伴宿禰家持 - ～彦星のかざしの玉は妻恋ひに乱れにけらしこの川の瀬に～
間人宿称 - ～早来ても見てましものを山背の多賀の槻群散りにけるかも～
高市連黒人 - ～娘子らが続麻替懸くといふ鹿瀬の山時しゆければ都となりぬ～
作者未詳
こちらの５首は、SNSで募集した「私の好きな万葉集～南山城を詠んだ歌～」から選ばれたものだそうです。
切なかったり、美しかったり…
こんなに心が揺さぶられる花手水は初めてかも！？
南山城の風景を頭に思い浮かべたり、今の自分が一番共感できるのはどれかな～、なんて思いながら１つひとつ眺めてみるのも楽しかったです。
それから、こちら！
ライトアップイベント限定仕様の特別御寶印紙もあるんですよ！（寶印も特別なものみたい！）
三重塔に花手水、そして笑顔のお地蔵さま。
温もりがあって優しい感じで、何だかず～っと眺めてしまいます。
「千紫万紅」って、華やかで素敵な言葉ですね～！
※こちらの特別御寶印紙は限定１００体で、ライトアップイベント開催時間（１２月１日～３日１７時４５分～２１時）のみに授与して頂けるものとなっています。
【岩船寺】
聖武天皇の勅願により行基が奈良時代に建立した阿弥陀堂が始まりだと伝わる。本尊は重要文化財に指定されている阿弥陀如来坐像。高さ約３ｍの一木造りで、１０世紀を代表する仏像として知られている。目を引く三重塔は室町時代のもの。中世後期の代表作とも言われており、こちらも重要文化財。岩船寺は季節によって紫陽花、睡蓮、サザンカ、椿、梅、桜などなど様々な花々が咲き誇り、「花の寺」としても知られている。
（ライトアップ時は、本堂内は拝観できません。）
ライトアップイベント「千紫万紅（せんしばんこう）～万葉集の花を詠む～」 イベント概要
開催期間 2023年12月1日（金）～3日（日）
開催時間 17:45～21:00（18:00 点灯／20:45 最終受付）
※混雑を避けるため、カメラスタンド（三脚・一脚など）の持込可能時間は19:30～21:00となっています。
※荒天中止
開催場所 岩船寺（京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43）
※当日はJR「木津駅（東口ロータリー）」から無料シャトルバスが運行予定
（時刻表 https://www.knt.co.jp/ec/minamiyamashiro_event/_astro/gansen.pdf）
入場料 1,500円 ※小学生以下無料
※限定100体特別寶印紙あり（なくなり次第終了）
特設サイト https://www.knt.co.jp/ec/minamiyamashiro_event/#event2
Sponsored by 一般社団法人京都山城地域振興社（お茶の京都DMO）