「かたつむりの豆知識」5選

まんまる巻貝がチャームポイントのかたつむり。今回はそんなかたつむりの豆知識を5つお届けします!

1.「でんでんむし」は虫じゃない
「でんでんむしむし かたつむり」と歌にありますが、「でんでんむし」は虫ではなく、陸に住んでいる貝の仲間です。ちなみに「でんでんむし」の語源は「出ろ出ろむし」だと言われています。

2.人の耳にもかたつむり?
かたつむりには「蝸牛(かぎゅう)」という別名があり、人の耳の中にある「うずまき管」も、実は「蝸牛(かぎゅう)」という名前です。文字だけみると「牛鍋」みたいでちょっと美味しそうな気がするのは私だけでしょうか…。

3.コンクリートを食べる
かたつむりがコンクリートの壁にひっ付いているところを見かけた事はありませんか?実はあれ、お食事中かもしれないんです。かたつむりはコンクリートを食べて、殻に必要なカルシウムを摂取するんですよ!

カタツムリの画像

4.殻をとってはいけません!
「かたつむりって殻から出したらナメクジになるのかな?」と思って殻から取り出そうとしてしまいそうですが、無理に引きはがそうとすると死んでしまう事があるのでやめましょう。ヤドカリとは違って、かたつむりの殻は体の一部。生まれた時から付いています。

5.「やり」の正体は「恋の矢」
実はかたつむりにはオス、メス、オスでもありメスでもある、という3種類の性別が存在します。そして「つの出せ やり出せ あたま出せ」の「やり」とは、オスでもありメスでもあるかたつむりの一部が隠し持っている「恋の矢」の事。「恋矢(れんし)」と言って、交尾の際に役立つ道具ですが生殖器ではありません。矢を相手に突き刺す事で卵子が受精しやすくなる分泌液を送り込むんですよ。

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