ピックアップは記者の気になった商品やスポットなどを気まぐれに紹介するコーナーです。
今回紹介するのは昨年春にオープンした「スターバックス コーヒー 京都宇治平等院表参道店」です。
常連の人もまだ行った事のない人も、知ったらきっとすぐに行きたくなる情報をご紹介します。
まず、こちらの店舗の特徴は和風庭園を存分に楽しめること。座席の3分の1近くがテラス席となっており、大変人気があります。
また、壁の上部まで続く広いガラス面によって、空調のきいた店内からも高い木々に囲まれた癒しの空間を堪能できます。
いすやテーブルは背丈の低いものが使用されていて外への視線が抜けやすい、という嬉しい仕掛けも。
ではここから、知っているとちょっと自慢できるツウな情報を6つご紹介。
「和」のテイストを感じられるこちらの店舗、実は細部にも色々とこだわりがあるんです。たとえば店内入ってすぐの商品棚は「お盆」をイメージして作られているそう。そのほか6つ、知っているものはありますか?
- 日本古来より使われている三角形の「切妻屋根」を採用。スターバックスはフラットな屋根が多いのですが、こちらの店舗では街の景観に合わせて三角屋根にしています。
- 入り口サインには「真鍮」を使用。 モルタルの上に真鍮から切り取ったロゴサインを埋め込むことで独特の風合いを 醸し出しています。このサインは京都宇治平等院表参道店のオリジナルになっています。
- テラス席は「縁側」からインスパイアされたもの。木のベンチが多く配置されています。
- 店内には京都の漆芸家協力のもと製作された「漆塗り」のアートワークが。下地を作る工程ではコーヒー豆の麻袋を使用しているそう。作品の中には宇治に縁のあるウサギが10羽隠れています。
- 壁に並ぶアート作品は、実は宇治の「茶箱」のふたを利用したもの。描かれているのはお茶とコーヒーの融合をイメージしたイラスト。木に囲まれた空間と調和しています。
- 大きなテーブルは「石畳」をイメージし、6種類の木を組み合わせて作られています。
こちらの店舗、参道をはさんだすぐ向かいには世界遺産の平等院があり、国内外の観光客が訪れる人気店です。
平等院が閉門するのは通常夕方5時半。周辺の観光客が少なくなる6時以降を狙って行くと、日中と比べて座席が見つけやすいかもしれませんね。
そうそう。ワンちゃんのリードフックもあるので、近くの方は散歩のついでに立ち寄る、なんてこともできますよ。
【スターバックス コーヒー 京都宇治平等院表参道店】
住所 京都府宇治市宇治蓮華 21-18
営業時間 8:00~20:00
店舗面積 142.132 ㎡(43 坪)
席数 60 席(店内 41 席 テラス 19 席)
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