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長年愛されてきた味が約２０年の時を経て復活！昨年久御山にオープンした「繁ちゃんラーメン」【ALCOグルメ / 久御山町】

2019年3月11日 meg ALCOグルメ, グルメ

ALCOグルメは記者が行った飲食店を紹介するコーナーです。

今回は昨年久御山にオープンした「繁ちゃんラーメン」さんに行ってきました。
（価格、メニューの内容等については平成31年3月7日時点のものです。）

場所はこちら

（京都府久世郡久御山町栄2-1-146）

行き方は次のとおり

国道24号線「京都ダイハツ販売南店」の交差点（栄交差点）を城陽方面に向かって左折

右手にお店があります。

のれんをくぐると美味しそうなにおいが漂ってきました。広々と清潔感の保たれた店内に、テーブル席とカウンター席。店主が女性の方なので、女性だけでも入りやすい雰囲気です。

「繁ちゃんラーメン」は枚方発祥で、1955年頃にはすでにお店があったそうです。店名になっている「繁ちゃん」とはお店を始められた現オーナーのお祖父様のこと。当時は何と1日1000杯売れる日もあったと言います。その後お父様の代へと受け継がれ、現オーナーも屋台のお手伝いをされていました。

そして2018年、多くの人々に愛された味が久御山で約20年の時を経て復活！この味を残していきたいと、当時のレシピそのままに美味しいラーメンを提供されています。

そんな「繁ちゃんラーメン」さんで今回いただいたのは、伝統の味を受け継いだチャーシューメンと、久御山のお店で新たにこだわって作られたチャーハン。どちらも気になりますよね！

ではさっそく…こちらが「チャーシューメン」（800円税別）です！

キラキラと美しい透明感あふれるスープ。口にふくむと…味まで綺麗！透きとおる美味しさの中にまろやかなコクがあり、鶏の旨みがたっぷりと詰まっています！ほのかな野菜の甘みも印象的。味わい深いスープと表面の脂分が口の中でうるうると踊っている感じ。癒される～！

麺はストレートで主張しすぎず、美味しいスープをしっかりと引き立てます。チャーシューは口の中でとろ～りとろけて「美味しすぎる…！」と感動。

中にはもやしも入っています。たっぷりのもやしと麺を一緒にいただくと口がサッパリして、これまた美味しい！今度は青葱の山をチャーシューで包んで口の中へ…あぁ、最高！

もう色んな「美味しい」が止まりません。ふくよかな旨みに心も躍って…最後の一滴まで幸せでした。

京都地鶏が入っているこちらのスープ、二段仕込みで調理され、いつでも同じ濃さでいただく事ができます。あっさりしていながら奥深さもあり、上品だけど親しみやすさも感じる、色んな良いところどりをしたような美味しさでした。これが多くの人々の心をつかんだ味なんですね！

さてさて、お次は「チャーハン（並）」（480円税別）です！

こちらのチャーハン、シンプルな中にリッチなコクと旨みがあり、気付けばぱくぱく食べていました。青葱の甘みも美味しい～。しかも脂分を摂ったはずなのに食後感はスッキリ。ラーメンにもとっても合います！

後でお話をうかがったところ、美味しさの秘密は油にあるようです。使用されているのは何と、鶏の旨みがぎゅ～っと詰まった自家製の鶏油！ブロイラーだけでなく京都地鶏も使用することでこのような濃い黄金色になるそうですよ。
透明感があって美しい！

鶏の脂分を使用されているから旨みたっぷりで、しかも重くなり過ぎないんですね～。ラーメンの味をじゃましないようにと、調味料は塩・胡椒のみで控えめに味付けされています。飽きのこない美味しさでした！

ちなみに豚肉はラーメンのチャーシューとはまた別のもの。オーナーは精肉店で約15年間働いておられた経験をお持ちで、九州産の生の美味しい豚肉を中心に仕入れをし、用途ごとに使い分けておられます。

そんなオーナーの一番のこだわりは、創業当時の味を守る事。スープに余計なものを入れると味が変わってしまうので、不要なものは入れない。そしてスープは1種類のみ。そんなこだわりによって、「中学生の時に食べた味と一緒！」と喜ばれるお客さんや、おじいさん、お父さん、お子さんの３代で食べに来られるご家族など、多くの方を笑顔にされています。素敵～！

「うちのラーメンは3回食べたらクセになる」とおっしゃっていましたが、個人的には1回目なのにまた食べたくなっています！…という事は？3回食べたらもっともっとハマってしまうのかもしれませんね…おそるべし！

ちなみにラーメンは600円（税別）からと嬉しい価格。半チャーハン、竜田揚げ、お肉屋さん特製コロッケ、ピリ辛もやし炒めなどなどセットメニューも豊富です。小中高生には100円引きの学割もあるので、学生さんやファミリーにも良いですね！気になる方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか？