2024年4月19日(金)、世界遺産「平等院」(京都府宇治市宇治蓮華116)で藤の花が報道陣にお披露目されました。
見ごろは来週中頃の予想!(最新情報は平等院HPで要確認)
(見ごろの時期の藤/2023年4月撮影)
宇治市内では、現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」(NHK)をきっかけに様々な取組が行われていて、平安時代に注目が集まっています。
平等院といえば、平安時代の美しく荘厳な寺院のひとつ!
神居御住職からは、藤が藤原家に関係があるというお話や、花言葉に「酔うが如くの愛(恋)」があること、最高の官位色、紫の中で薄紫を「藤色」と言う、など素敵なお話をいろいろお聞かせいただきました。
そして、平等院の藤は「房が長い」「色が良い」「香りが良い」の三拍子がそろうことで知られています。
そんな見事な藤の花。今年は「おそらくゴールデンウィーク前半まではギリギリ楽しめるのでは」とのことでした。
世界遺産「平等院」の藤は、来週中頃が見ごろの予想!今年は約1.6万房https://t.co/QXE8gET3Xi#京都 #宇治市 pic.twitter.com/HrojcUvlGh
— ALCO宇治・城陽 (@alco_uj) April 19, 2024
また、京阪園芸株式会社の多田様によると、今年は約1.6万房の花房が付く見込みだそうです。
長さは現在の約2倍(1m30cmほど)に伸びる予想!(もっと伸ばすこともできるけれど、木に負担がかかってしまうようです。)
昨年は開花が早くなりましたが、今年は開花状況、時期ともに例年通りだということです。
境内では樹齢約300年の古木が楽しめるほか、今の時期は真っ赤なキリシマツツジも咲いています。
表門の前では、だるま藤が現在見ごろ!
そして平等院表参道でも、藤の花が楽しめます。
こちらは「能登椽 稲房安兼」さんの藤。
上品に咲き誇る藤の花に、たっぷり癒しをもらいました~!