3月7日、「宇治川サクラプロジェクト」第9期土掛け式が行われました。平成25年から始まり64本を植樹【京都府宇治市】

2022年3月7日(月)、「宇治川サクラプロジェクト」第9期土掛け式が行われました。

土掛け式の画像
左から興聖寺 鑑寺兼副寺 嶽盛 博文氏、宇治商工会議所 会頭 山仲 修矢氏、宇治市長 松村 淳子氏、宇治市観光協会 会長 中村 藤吉氏、平等院 住職 宮城 俊作氏

 

「宇治川サクラプロジェクト」は「公益社団法人宇治市観光協会」「宇治観光まちづくり株式会社」が合同で立ち上げたプロジェクトで、宇治橋上流の素晴らしい景観を後世へ伝えようと、平成25年からこれまでに合計61本(※)の桜を重要文化的景観エリアに植樹されています。

※オオシマザクラ12本・エドヒガン22本・ヤマザクラ4本・ソメイヨシノ14本・春めき3本・ジンダイアケボノ5本・シダレザクラ1本

今年は興聖寺の協力のもと、琴坂の下にジンダイアケボノ3本の植樹が行われ、合計64本となりました。

なお、今年も新型コロナウイルスの感染状況を鑑みてワークショップ形式を中止し、関係者など少人数での実施となりました。

松村市長は、「宇治川の両岸に桜が花を添える事は宇治市の観光にとっても有り難い」とお話されました。また「コロナ後、宇治川のほとりに多くの観光客の方が来られて、この辺りのエリア自体を楽しんで頂けるようなまちづくりを皆様と共にできれば」とのこと。

平等院住職の宮城氏は宇治川の河川改修による影響について触れられ、それをクリエイティブに捉える事や、宇治川の景観が宇治にとって象徴的なものである事などについてお話されました。また、土掛け式に向かう途中も、最初の頃に植えた桜の幹が太くなり、枝もしっかりとしてきた様子が見られたという事です。