JR西日本が「六地蔵駅」改良工事の概要を発表!駅舎は1.6倍の広さに、乗り換えは便利に。六角形の吹き抜け空間も/2023年春ごろ供用開始【宇治市】

2022年6月23日(木)、JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)が「六地蔵駅」(奈良線)の改良工事について概要を発表しました。
JR六地蔵駅の画像

 

こちらの工事は2017年度に宇治市と協定を締結し、2020年3月から着手。今回決まった駅設備などの計画概要は次のとおりです。

 

工事内容

  • 駅舎の移転(京都方面へ)
    ※バリアフリー化・地下鉄乗り換え利便性向上のため
  • ホームの延伸・移設(京都方面へ)/ホーム・階段幅員の拡大/ホーム部分の曲線緩和
    ※安全性向上のため

 

駅概要

  • 駅舎
     地平駅舎(鉄骨造/240㎡)
    ⇒地平駅舎(鉄骨造/388㎡)
    ※約1.6倍
  • ホーム・旅客上家
     島式1面 長さ125m 幅員4.8~6.0m 上家5両分
    ⇒島式1面 長さ125m 幅員6.7~8.0m 上家6両分
  • 柵内コンコース
     幅員3.7m⇒6.0~7.8m
  • 階段
     幅員2.3m⇒2.8m
  • 改札内エレベーター
     なし⇒1基(11人乗)
  • 改札内エスカレーター
     上り1基⇒上り・下り各1基(計2基) 
  • 改札内トイレ
     男女1箇所・身障者用トイレ
    ⇒男女1箇所・バリアフリートイレ(バリアフリー基準に対応)
  • 自動改札(現行通り)
     4通路
  • 券売機等(現行通り)
     券売機3台(内1台はみどりの券売機プラス)・精算機1台
  • 地下鉄との乗換距離(駅舎間の距離)
     約100m⇒約20m

 

新駅舎の特徴(コンセプト)

  • 六地蔵の歴史継承と周辺開発をリードする新しい玄関口

 

新駅舎の特徴(駅舎デザイン)

  • 外観 今後の駅周辺の発展を見すえ、宇治市の新たな玄関口にふさわしい“ゲート”をイメージしたデザイン
  • コンコース 六地蔵の地名の由来となった「大善寺六角堂(六地蔵尊)」から着想を得た、六角形の吹き抜け空間

 

供用開始予定

  • 2023年春ごろ

 

駅前広場の整備

  • 宇治市が駅前広場の改良工事を実施予定