節電が求められている今、「自分たちが日常的にできる事は協力したい!」という方も多いのではないでしょうか?今回は「関西電力送配電株式会社」(電気のプロフェッショナル!)の方々に節電のポイントなどを教えていただいて来たので、その中からいくつかご紹介しますね!(関西電力送配電 公式キャラクター、電気の妖精「おくりん」。キリッとした眉が頼もしい!)
目次
関西電力送配電ってどんなところ?
まずは「関西電力送配電株式会社」について、京都支社 伏見配電営業所の行村さんから教えていただきました!
みなさんご存知、関西電力。こちらの「関西電力送配電株式会社」は「関西電力株式会社」から分かれたグループ会社で、中立的な立場で日々電気を送るお仕事をされているそうです。
私達の生活に欠かせない、すっごく大切なお仕事!いつもお世話になってます!
どうして節電が必要なの?
この冬は国からの節電の呼び掛けが話題になっていますが、そもそもどうして節電が必要なのでしょうか?
行村さんによると、現在は電力需給の状況が厳しいため、たとえば大規模な発電所のトラブルなどが起こった場合、電気の安定供給が難しくなったり、ひっ迫時には計画停電が行われる可能性もあるという事です。
そのため、2022年12月1日(木)~2023年3月31日(金)まで節電の協力が呼び掛けられています。
ただ、今回は目標値のようなものはなく、「体調に気を付けながら無理のない範囲でお願いします」とのこと。
「たとえば高齢者の方や体の不自由な方、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭など、それぞれのご事情に合わせて出来る範囲で節電を」という事です。
無理せず節電するには?
では、具体的にはどのような事ができるのでしょうか?
佐々木さん(関西電力送配電株式会社 京都支社 京都南部地域統括部長)によると、たとえば冬のあいだ冷蔵庫の設定を「強」から「中」に変えるだけでも大きく変わるという事です。こんなちょっとした事で節電できて、電気代の節約にもなるなんて嬉しい事ばかり!
実は、佐々木さんは来年お孫さんが誕生予定だという事で(おめでとうございます!)、娘さんとお腹の赤ちゃんの健康を気遣っておられます。そんな中、娘さんも「冷蔵庫の設定を変えたり、照明を少し暗めにするくらいなら大丈夫」だとおっしゃっているのだとか。
ほかにも「出来るだけ1つの部屋に集まる」「普段の服装に1枚プラスする」「靴下を2枚はく」など色んなアドバイスをいただいたので、皆さんも自分自身が「これは出来そう!」と思った事から始めてみてはいかがでしょうか?
楽しく節電してみよう!
そうそう、佐々木さんはお茶が大好きだそうで、せっかくなら「温かい宇治茶を楽しむのも良いのでは?」との提案も!
「楽しんで節電できれば一番」とおっしゃっていましたが、確かに、せっかくなら楽しい冬にしたいですよね~。
(ちなみにこの日はALCOスタッフもオフィスに帰ってすぐ、冷えた体を宇治茶で温めました!)
そしてこちらは、テレワークが増えておうち時間が長くなっているという立石さん(関西電力送配電株式会社 京都支社 伏見配電営業所)。普段からお家で「温かい飲み物を飲む」「暖かい格好で過ごす」など節電に取り組まれているそうです。
最近は体を温めるグッズなども色々販売されているので、個人的には「これが気になる!」「これが良かった!」みたいにお話できるのも楽しいな~、と思いました。
チリも積もれば…
立石さんによると、電気は熱エネルギーを生み出す際に一番パワーが要るそうです(たとえば暖房など)が、その一方で、やっぱりこまめに取り組みやすいのは照明など。立石さんは「自動で点灯するライトのセンサーはオフにする」という工夫もされているそうです。(これも真似できそう!)
このように「照明は短時間でも出来るだけ消した方が良い」そうですが、冷暖房では少し事情が違うようです。
佐々木さんによると、今時のエアコンなら、ちょっとお部屋を離れる際などは「短時間ならつけっぱなし」の方が良いとのこと。ただ、マンションで上下左右のお部屋の方が在宅の場合などは壁が冷えにくいため「条件によって変わる」そうです!
こんな風に色々知るだけでも電気について興味がわくし、日々節電を意識するきっかけになるのではないでしょうか?
チリも積もれば山となる!みんなで力を合わせて、厳しい冬を乗り越えましょ~!
(最後は可愛い「おくりん」でしめます。さよ~なら~!)