京都府精華町でこんな電柱を発見しました。何か茶色い箱が付いてる!
電柱が箱を背負っているようにも見えますが(私だけ?)、実はこの箱、2020年10月19日(月)~2021年1月31日(日)まで試行中の「まちなか宅配ボックスサービス」なんです。
その名の通り、宅配物の受け取りができる!
そして、いつでも誰でも利用できる!
現在この箱が設置されているのは精華台1丁目・2丁目の計5か所。「関西電力送配電株式会社」が保有している敷地内や民有地内にある電柱など(電柱以外もあります)に設置されています。
そう、これは「関西電力送配電株式会社」主体の取り組み(※1)なんです。
電柱の特性、「どこにでもある」「電源がある」を活かしたサービス!
突然ですが、「eコマース」という言葉を聞いた事はないでしょうか?これはインターネット上で取引、決済などを行う事(※2)で、簡単に言うとネットショッピングなどの事です。
最近その分野の動きが活発になり、宅配荷物が増えるとともに人手不足が深刻化。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で「人と接触することなく荷物を受け渡ししたい!」という需要も高まっています。
そこで登場したのがこちらの宅配ボックス!色んな機能が付いています。
たとえば…
- 荷物が届くとショートメッセージで通知
- 暗証番号によるロック機能
- 防犯カメラ内蔵
etc.
優秀~!
この取り組みでは、生活利便性の向上だけでなく、スマートなまちづくりのためのデータ収集、CO2排出量の削減といった効果も期待されています。
※1 株式会社豊田自動織機、株式会社日本ネットワークサポート、京都府、精華町、関西電力株式会社と連携し、ヤマト運輸株式会社、日本郵便株式会社、西濃運輸株式会社の協力下で実施
※2 いわゆる「電子商取引」