確定申告に地区別受付を導入。混雑分散し、密さける【京都府城陽市】

京都府城陽市で、確定申告に地区別受付を導入する事が決定しました。

寺田地区のように対象者の多い地区は日数を多めに割り当て、反対に対象者の少ない地区は日数を減少させるなどして調整。会場の広さや受付時間は例年どおりです。

市職員の方によると、確定申告では例年、初日や2日目に来庁者が特に集中するため、地区別に日程を分ける事で混雑を分散する効果が期待できるとのこと。

昨年は新型コロナ対策として申告期間の延長などが行われましたが、それでも来庁者からは「不安」「密になっている」といった心配の声が上がっていたそうです。

そこで今年は集中防止と感染防止策を徹底。11月頃には地区別受付の案が出ており、飛沫パネルの設置、座席数の減少、会場の消毒などはもちろん電子申告「e-Tax」や郵送での申告も呼び掛けています。

「やはり電子申告などが一番望ましい」とのことですが、加えて申告会場の混雑状況を電話で伝えるサービスも行うなど、市民に寄り添いつつ密を回避する工夫をされています。

城陽市申告会場は市の福祉センター正面。受付期間は2021年2月16日(火)~3月15日(月)の平日で、3月8日(月)以降は全地区が対象となっています。
※都合が悪い場合は全地区や他地区の日程での申告も可