京都府宇治市、宇治川東岸の銘店通り「宇治源氏タウン銘店会」は、2021年3月6日(土)~25日(木)のお買い物ラリーの特典としてオリジナルエコバッグを製作されました。
デザインには銘店通りの側を流れる宇治川や世界遺産を含めた周辺の寺社仏閣6箇所が盛り込まれ、寺社仏閣の印が集合した珍しい意匠が目を引きます。
お買い物ラリーは「コロナ禍での影響を受けている銘店会に少しでも客足が戻って欲しい」「近隣の方でも普段利用されない方に銘店会を認知・利用してもらえれば」との思いで企画。スタンプを集めて簡単なクイズに答えた方への特典として、エコバッグ500枚を用意されました。
こちらの企画は昨年10月頃から始まり、12月末にはエコバッグ等が完成していたそうです。1月から開催予定となっていましたが、緊急事態宣言などの理由でやむを得ず延期に。京都府が緊急事態措置区域から除外されたタイミングで、改めて開催を決定されました。
会長の池本将孝(いけもと まさたか)氏によると、「宇治源氏タウン銘店会」は加盟店だけでなく近隣の寺社仏閣や宇治川を中心とした景観も魅力だという事で、街路樹の整備なども含めて普段から美しく保っておられるそうです。
「地元の方にもこのような場所がある事をより広く知っていただければ」と、エコバッグは地図のような配置にデザイン。ひと目で立地が分かります。
今回エコバッグを特典にされたのは、レジ袋が有料化になった今、実用的な物をプレゼントして皆様に喜んでいただきたい、との思いから。またエコバッグを持ってお買い物していただく事で、銘店会エリアの認知度を上げる狙いもあります。
「素晴らしい寺社仏閣にも是非足を運んでいただき、銘店通りにも立ち寄っていただければ」とのこと。こんな時だからこそ、地元の方が地域の魅力を再発見できる良い機会になりそうです。