京都府内初!12月1日から京田辺市・井手町・宇治田原町でスタートした映像通報システム「Live119」はこんな感じ!

2020年12月1日(火)、京田辺市・井手町・宇治田原町で京都府初となる映像通報システム「Live119」の運用がスタートしました!

動画撮影中の画像

 

「Live119」は、スマホ等で119番通報をする時に動画を使って現場の状況を伝えられるシステムです。

アプリなどの事前登録は一切不要!

どんな感じか、順を追って見ていきましょう~。

1.現場から119番通報!119番通報の画像1

たとえば次のように答えます。
例)
「火事ですか?救急ですか?」「救急です。」
「場所はどこですか?」「〇〇〇です。」
「どうされましたか?」「事故があり、人が倒れています。」
etc.

ここまでは通常どおりです。

そして!

2.消防署の方が必要であると判断された場合、「動画を送っていただけますか?」とお願いされます。119番通報の画像2※必ずお願いされる訳ではありません。
※動画送信にかかる料金は通報者負担となります。

3.「はい。動画を送ります。」と答えると、ショートメールが送られてきます。ショートメールの画像(送られてくるショートメールのイメージ)

4.URLを開くとシステムが起動し、注意事項の書かれた画面が出てきます。注意事項の書かれた画面の画像内容を読み「承諾して次へ」をタップ!

5.音声の調整などをします。音声調整などの画面の画像1音声調整などの画面の画像2音声調整などの画面の画像3ボリュームを調整したら「次へ(音声が聞こえます)」をタップ!

6.最後に画面をタップすると、動画の撮影(伝送)が始まります。録画開始の画面の画像通話しながら撮影できます。消防署の方の指示に従いましょう。
※万が一音声が聞こえない場合でも、画面の中に「もう少し左側を映してください。」のように文字で指示内容を表示していただく事ができます。

現場へ向かっている救急隊員の方も動画を見る事ができ、より迅速、的確な対応に役立ちます!

さらに!

心肺蘇生法の動画の画像
心肺蘇生法の動画

消防署からこのような短い動画が送られてくる事もあります。

実際に心肺蘇生法の動画を見て、「やり方に自信がない方でもしっかり対応できそう!」と思いました。

そして、動画を見ながら心肺蘇生を行っている間も通話できるので、たとえばもう一人が「今AEDを持って来ました!」と言うとすぐにAEDの使い方の動画を送ってもらえて次のステップに進めます。

AEDの動画もとっても分かりやすかったですよ!

「Live119」使用中のイメージ画像

ところで、「119」と言えば10月から京都府で「#7119」がスタートしています。

すぐに救急車を呼ぶべきか?などと迷った時に専門家に相談できる電話窓口。ぜひこちらの記事もご覧くださいね!↓

2020年10月1日から始まる「#7119」って何?城陽市消防本部で聞いてみた!【京都府】

◆ALCOではtwitterfacebookで記事の更新をお知らせしています。是非フォローして下さいね!