2020年10月1日(木)から京都府で救急安心センターきょうと「#7119」がスタート!というわけで、今回は城陽市消防本部・消防署救急課の二俣課長にお話をうかがいました。「ぜひ皆さんに知ってほしい!」という内容でしたよ~。
「#7119」って何?
自宅などで急に病気やケガをしてしまった時、「救急車を呼ぶべき?」「すぐに病院に行くべき?」など判断が難しい事があると思います。
特に夜中などは「診療時間外だけどどうしよう?」と判断に迷う事があるかもしれません。
そんな時に専門家に相談できる電話窓口が、救急安心センターきょうと「#7119」です。
具体的な内容は?
専門医、看護師の方などが病気やケガの症状などから緊急性を判断し、アドバイスをくださいます。
たとえば…
- 今すぐ救急車を呼んで下さい。
- 明日の朝、病院に行って下さい。
- 今の時間帯に受診できる近くの医療機関はこちらです。
- 〇〇〇科で受診して下さい。
- お家でできる応急処置の方法は…
etc.
これはとっても心強い!
使い方は?
「#7119」(携帯電話やプッシュ回線から)
または
「0570-00-7119」(ダイヤル回線など全ての電話で利用可)
に電話します。
対応は24時間365日。明らかに緊急性が高い場合は迷わず119番で救急車を呼んで下さい。
※相談料は無料/通話料は利用者負担
※笠置町・南山城村・県境付近などからは「0570-00-7119」へかけて下さい。
不要な出動を減らす!隠れた重傷者を救う!
救急車の利用については現在、「軽症なのに搬送された」「重症なのに遠慮してしまった」といったケースが多く見られます。
分かりやすく説明すると、たとえばケガをした人が100名いたらその半数(50名)ほどが救急車を利用し、そのうち9割(45名)ほどが軽症、そして残りの半数(50名)は救急車を呼ばずに我慢し、そのうち1割(5名)ほどが重傷者というイメージです。
「#7119」には「救急車の不要な出動を減らす」「隠れた重傷者を救う」という2つの目的があるんですよ!
消防本部・消防署救急課長からのメッセージ
今回京都府が府をあげて電話相談窓口を開設されたという事で、出動件数が右肩上がりの中、救急車の適正利用が進み必要な場所へ救急車が早く到着出来る事などを期待しています。また、こちらとしても広報活動を行っていくつもりです。
皆様におかれましては、救急車の適正利用にご協力をよろしくお願い致します。
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