2023年7月4日(火)、「鹿鷺山 笠置寺」(京都府相楽郡笠置町笠置笠置山29)に行ってきました!
こちら、大きな岩が2つありますが…
上の方を見ると、岩の間に小さな岩がありますよね?
実はなんと、こちらが「笠置」の地名の由来になったと伝わる岩なんです!
その名も「笠置石(かさおきいし)」。
むかし天智天皇の皇子が鹿狩りにやって来られた時、乗っておられた馬が岩から落ちそうになり、どうか助けて下さい、と山の神仏に願われたところ助かったと言います。
皇子は恩返しとして岩に仏様の姿を刻むことを誓い、後日また戻って来るための目印として、あの岩の上に笠を置いて帰られたということ。
そんな笠置石が見られるなんて感無量!
そしてそのすぐ側には「弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)」が!
その大きさに、何だか自分の存在の小ささを思い知らされた感じで、自然と謙虚な気持ちが沸いてきました。
更にてくてく歩いていくと…
ぴゅ~っ。(ここだけ冷たい風が吹いてくる!)
そんなちょっぴり不思議な場所を発見。
それがこちらの「千手窟(せんじゅくつ)」!
「笠置の龍穴」とも呼ばれる場所で、神秘的な空気感に包まれていました。
そのすぐ近くには…
またまた有り難い仏様が!
こちらは「伝虚空蔵磨崖仏(でんこくうぞうまがいぶつ)」。
その美しさに心奪われて、しばらく見入ってしまいます…。
それからこちら、「胎内くぐり」!
岩が斜めになっているので、体を傾けながら進んでいきます。
ちょっぴりドキドキしながらくぐり抜けると…何だか気分がスッキリしたような!
ほかにも「ゆるぎ石」や「太鼓石」などなど色んな岩に出会えたり…(写真は「ゆるぎ石」です。)
こんな絶景が眺められたりと、素敵な体験が色々できました!
「もみじ公園」では太陽のキラキラした光が青もみじを通してきらめいて、とっても美しかったですよ!
この日のこと、全部ずっと覚えておきたいなあ~。