2021年7月3日(土)、「ジャズ喫茶トレイン」(京都府城陽市寺田今堀79-60)がオープン!ということで、早速おじゃまして来ました。
(記事の内容は2021年7月3日時点のものです。)
行き方は次のとおり
国道24号線、「ローソン 城陽寺田店」がある交差点を宇治市方面に向かって右折。しばらく進むと右手にお店があります。
到着!
中へ入ると…こんな感じ!
若い方からアッパー層の方まで、多くの方に好まれそうなお洒落なお店です。(落ち着く~!)
ちなみに店名の「トレイン」の由来は、店主の方がお好きなジャズのサックス奏者ジョン・コルトレーンさんから来ているそうですよ!
コルトレーンさんは「電車のように真っ直ぐ突き進む男」という意味も込めて「トレーン」の呼び名で親しまれていたそう。
さらに彼の作品「ブルー・トレイン」もご主人がお好きなこともあって、「トレイン」の名前にされました。
(ちなみにご主人はブルーハーツもお好きだそうです!)
こちらのお店をオープンしようと思われた最初のきっかけは、「定年退職された方が集まれる場になれば」という思いから。
特に男性の方は会社の外でのコミュニティが少なく退職後に孤独になってしまう事があるため、認知症予防のためにもこのように集える場があれば、と考えられたそうです。
古いレコードを持っているお客さんは、お店に持ってきてみんなで楽しめればきっと楽しい!
もちろん若い方も大歓迎!
そんな素敵なお店です。
メニューはしばらくの間、自家焙煎のホットコーヒーのみとなっています。
・ブラジル 550円
・グァテマラ 550円
・エチオピア 550円
・エルサルバドル 550円
・ブルーマウンテン 700円
※税込価格
将来的にはウイスキーも楽しめるようにと考えておられるそうですよ!
ブルーマウンテンをお願いすると、目の前で丁寧に淹れてくださいました。
こんな感じで、ブラックコーヒーにチョコレートが添えられて出てきます。
心づかいが嬉しいな~。
珈琲を飲んで、ほっとひと息。(しあわせ~。)
ジャズと珈琲の組み合わせって、本当に癒しですよね!
ご主人は楽しくフレンドリーな方。
市場で働いておられるため3時頃には帰宅され、コーヒー片手にジャズを聴くのが至福の時だそうです。
そして「こんなに素晴らしい時間をほかの方とも共有できれば」という思いもあり、奥様のお父様が20年間喫茶店をされていたこちらの場所でお店を始めることにされました。
ご主人によると、「ジャズ喫茶」というかたちになったのは「2人のキーマンの存在があったから」だそうです。
1人はご実家のお隣りさん。
ジャズに詳しい「ジャズおじさん」で、音楽をこよなく愛し、よくお家の前でレコードの整理をされていたり、実際に販売のお仕事もされている方だそうです。
もう1人は京都十条の中古オーディオ買取・販売専門店の方で、壊れたミニコンポを直してもらえないかと立ち寄った際、見た事のないスピーカー、ターンテーブル、アンプなどが並ぶ店内の雰囲気に衝撃を受けたそう。
その時、お店の方が色々な機器を使って曲を流して下さり、聴き心地が全部違って「こんな世界があるのか!」と驚かれたそうです。
ご主人がお父様を亡くされた後もそのお店の社長さんは父親の様な存在で、お店の準備を進める中でも色々と相談をされたのだとか。
ご主人いわく、「ジャズ喫茶を開こうとしたのではなく、自分のやりたい事を形にしたらたまたまジャズ喫茶になった」のだそう。
そんなご主人のストーリーと人生のつまったお店、何だかとっても素敵ですよね!
ジャズ喫茶トレイン 店舗情報
住所 京都府城陽市寺田今堀79-60
現在の営業時間 15:00~18:00
※来年3月頃までの予定(将来的には21時頃まで延長される予定)
現在の営業日 火・金・土
※来年3月頃までの予定
Instagram https://www.instagram.com/jazz_kissa_train/
2021年7月3日(土)オープン
(店舗情報は2021年7月3日時点のものです。)