石清水八幡宮の門前名物「やわた走井餅」にはんなり舌鼓。夏は涼やかなかき氷も。やわた走井餅老舗【京都府八幡市】

2020年7月5日(日)、石清水八幡宮「一の鳥居」前にある「やわた走井餅老舗 / はしりいもちろうほ」さんに行ってきました。
(価格、メニューの内容等については2020年7月5日時点のものです。)

かき氷の画像1

 

場所はこちら

(京都府八幡市八幡高坊19)

行き方の画像京阪電車「石清水八幡宮」駅(※)やバスターミナルの近くです。
※2019年10月1日に「八幡市駅」から駅名が変更になりました。

こちらのお店は1764年(江戸時代)に大津で創業し、1910年(明治時代)にやわたの地へ受け継がれたそうです。やわた走井餅老舗外観画像歴史を感じるたたずまい。

この日も多くのお客さんが訪れていました。

中へ入るとお店の方がにこやかに対応してくださいました。

雰囲気のある店内、各テーブルには「消毒済」の札が。お客さんが安心して楽しめるように、との心配りに嬉しくなります。

メニュー画像1メニュー画像2メニューには「しそ餅」「冷やし抹茶ぜんざい」「走井うどん」など気になるものが色々。

かき氷も真っ赤な「究極のいちご」や沖縄産黒糖の自家製みつを使用した「黒みつ系」など、どれも本当に美味しそう。

そしてやっぱり外せないのが、こちら。走井餅の画像走井餅が二ついただける「走井餅セット」は煎茶付だと450円(税込)、抹茶・珈琲・グリーンティから選ぶと650円(税込)です。

ぷっくりと可愛らしい形は、実は刀を模したもの。

店頭に置かれていた「名物 やわた走井餅の由来」によると、三條小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか)が大津の湧き水「走井」で名剣を鍛えた故事にちなみ、このような形に仕上げられているそうです。

お餅は羽二重米を杵でついて作られていて、もっちりとやわらかい食感。毎朝手作りされています。

中にはこし餡が包まれていて、甘いしあわせを口へ運んでくれました。

100年前の人々も同じように走井餅を口にしていたのかと思うと、また格別の味わい。

石清水八幡宮へお参りし、山から降りてきて一服。そんな人々の笑顔が心に浮かびます。

かき氷の画像2こちらは夏季限定「走井餅しぐれ」(800円 税込)。

高くそびえる氷が何とも涼しげな気分にさせてくれます。

スプーンですくうとサクッと楽しい感触。

口へ運ぶと、お抹茶の心地よい苦みと甘みが口の中をひんやりと駆け抜けました。

石清水八幡宮のすぐ側で、走井餅と一緒に味わう有り難いかき氷。様々な「和」を五感で味わう体験となりました。

石清水八幡宮の鳥居の画像
石清水八幡宮「一の鳥居」

 

やわた走井餅老舗 / はしりいもちろうほ 店舗情報

  • 住所 京都府八幡市八幡高坊19
  • 定休日 月曜日(祝日の場合は営業、翌平日が休み)
  • 営業時間 8:00~18:00
  • 駐車場 有
  • ※テイクアウト可能なメニュー有
  • 季節限定メニュー、最新情報はInstagramでご確認ください。
    こちら
  • (店舗情報は2020年7月5日時点のものです。)

 

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