突然ですが、理由の分からない恐怖感ってありますよね?
たとえば「この絵、何でか分からないけど、なんとな~くコワイ…。」みたいなやつです。キーッ…と開くドアの音も、なぜだか恐怖心をあおります。(なんで?)
あと、単純に「懐かしい!」という気持ちも、どうして昔の事にここまで心が動かされるのか…考えてみるとちょっぴり不思議です。(そもそも当時も良い事ばかりじゃなかったのに~。)
こんな風に考えると、人の感情ってなんだか複雑。もしかすると感情にまつわるメカニズムは、まだまだ解明されていない事が多いのかもしれません。
それに、感情って「喜び」「悲しみ」「怒り」みたいに一言で表現できるものばかりじゃないですよね~。
たとえば緊張する場面や緊迫した状況が終わっても、しばらく胸がザワザワ落ち着かない余韻。
あるいは人に褒められた時に、嬉しいより先に「いやいや違うんです…」と言ってしまう、どこか必死な気持ち。
そんな感情をサクッと一言では表現できません。
そして、そんなマイナーな感情には普段からあまり目がいかず、「嬉しい!」「悲しい…」みたいな分かりやすい感情よりもサラッと流してしまっている気がします。
でもそんな「サラッ」な感情って、実は日頃から意外と多く感じているかも?という気もします。
法律にも例外や判例がたくさんあるように、感情だけじゃなく、世の中にはサクッと分類できない細かい事がいっぱいあるのかもしれません。
それってたいてい、言われるまで気付かないんですけどね…。
(By Columnist M)
◆ALCOではtwitter、facebookで記事の更新をお知らせしています。是非フォローして下さいね!