きっと誰かに話したくなる?「身近な文具の豆知識」7つ

最近お洒落な文具が流行っているようですが、文具好きの女性を「文具女子」と呼ぶそうですよ。さて、今回は「身近な文具の豆知識」を7つご紹介します。文具女子も、文具おじさんも、文具好きじゃない人も楽しんでいって下さいね!

文房具の写真

  1. 鉛筆と色鉛筆

    鉛筆はそのまま売られているのに、箱入りの色鉛筆はぜ~んぶ削った状態で売られてる!これはどうしてなのでしょうか?

    使う場面を想像してみると…鉛筆は1本ずつ使いますが、色鉛筆は一度にたくさんの色を使います!そう、「色鉛筆をまとめて削るのは大変なので」最初から削ってあるんです。

  2. 鉛筆 > フルマラソン

    旅行のお土産で超ロング!な鉛筆をもらった事があるのですが、そういえば市販の鉛筆の長さって普通はどれも同じくらいですよね?実は鉛筆の長さは7インチ(17.78cm)と決まっているんです。

    1本を使い切るまでに(筆圧などにもよりますが)大体「50km」書けるそうですよ。フルマラソンが42.195kmなので結構スゴイ!ですよね。

    (距離は目安です。実際に使うと芯まで削ってしまったり、最後は短すぎて持つところが無くなるので、もっと短くなります。)

  3. シャーペンを英語で

    英語で「sharp pencil」と言うと「先のとがった鉛筆」になります。

    アメリカ英語では「mechanical pencil(メカニカル・ペンシル)」(力学的ペンシル)、イギリス英語では「propelling pencil(プロペリング・ペンシル)」(押し出しペンシル)のように言います。(ほかにも色んな呼び名があります。)

    ちなみにインドの英語では「pen pencil」と呼ばれるそうですよ!ぺんぺんしる。何だか可愛いですよね?

  4. 消しゴムが出来る前

    消しゴムの歴史は16世紀に「小麦パン」で消していたところから始まり、1770年にイギリス人科学者が「天然ゴムで消せる!」と発見。その後、現在のような消しゴムができてヨーロッパから世界へと広がっていったそうです。

    170年以上もパンで消していたなんて…消しゴムの発明はiPhone並みの衝撃だったかもしれませんね。

  5. プラスチック消しゴムは実は…

    1950年代に誕生したプラスチック消しゴム。響きが海外っぽいですが、実は「日本生まれ」なんです。

    ちなみにプラスチック消しゴムにはゴムが使用されていない製品もあるので、正確には「プラスチック字消し」と言います。

  6. セロハンテープの意外な原料

    セロハンテープは透明ですが、その原料は実は「木材パルプ」!

    パルプを溶かして化学反応で透明にしているそうですが、木が透明になるなんて不思議ですよね。

    (テープにかかわらず、商品の包装などに使用されているセロファンは木材パルプから出来ています。)

  7. 貼る前にはがせるのは何故?

    セロハンテープの粘着剤、主な原料は天然ゴムです。

    でもテープって、よく考えてみると最初は巻きついた状態なので、貼る前にはがさないといけませんよね?くっつくはずのテープがどうしてはがれるのでしょうか

    実は、テープの背面には「はくり剤」が塗られているんです。最後は意外とシンプルなお話でした。

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