2020年3月15日、京都府木津川市「木津天神山~木津馬場南 」間に開通した「一般国道163号 木津東バイパス」。開通から1年が経ち、国土交通省近畿地方整備局がその効果をとりまとめました。
発表された内容によると、開通区間の交通量は日中12時間あたり約9,300台。そして国道24号・国道163号の重複区間では交通量が約1割減少したようです。
実際に普段からこの辺りの道路を利用していると、西側の国道24号・国道163号重複区間では以前と比べて混雑が緩和され、東側の163号バイパスでは以前より交通量が増えたと感じます。
また、「大谷交差点」(木津馬場南)の最大渋滞長は130mから0mになったとの事。
そして「木津奈良道交差点」の最大渋滞長は510mから10mになり、交差点の南東側では交通量が約4割減少(12時間あたり約3,600台減少)しているようです。
そのほか周辺にも様々な交通量の変化があり、全体としては物流の効率化や、生活道路の交通減少による交通安全性の向上などの効果があったとの事です。
【一般国道163号 木津東バイパス】
・区間 京都府木津川市「木津天神山~木津馬場南」
・道路延長 0.6km
・車線数 2車線
・標準幅員 16.0m
・事業の経緯 2011年度 事業化/2012年度 用地着手/2016年度 工事着手/2020年3月15日 開通