2025年11月8日(土)~2026年2月8日(日)に開催予定(※)の「黄檗宗大本山 萬福寺 特別拝観&光のアートインスタレーション」(京都府宇治市五ケ庄三番割34)。11月6日(木)に体感してきた様子をお届けします。
※金・土・日に開催(一部の日をのぞく)
昨秋、法堂・大雄宝殿(本堂)・天王殿が国宝へ指定された萬福寺。
中国の文化を色濃く感じる伽藍配置や建築など、見どころたっぷりの寺院です。
今回は幻想的な「光の設計」が施され、夜の萬福寺ならではの新たな顔に出逢えます。
夜闇に浮かぶ美しい三門。
その先には天王殿が待っています。
黄金の布袋尊(弥勒菩薩)や韋駄天様、四天王が夢幻の世界に現れたようで、思わず息をのみました。
さらに進むと大雄宝殿(本堂)が。
澄みわたる夜の空気に柔らかな光が共鳴し、龍の煌めきに魂が震えます。
気づけばまるで異空間に迷い込んだかのような感覚に。
陰影に翻弄され、色彩に夢を見て、導かれるように開梆へ。
開梆は木魚の原形だと伝わります。
そして奥には法堂が。
そんな厳かで特別なひととき。
拝観料は大人1000円、中高生500円(小学生以下 無料)となっています。
初日のオープニング トークショーをはじめ、特別な体験も(一部予約が必要)。
興味のある方は、ぜひ夜の萬福寺へでかけてみてはいかがでしょうか。
